外陰炎

 外陰炎とは、外陰部(尿道口、膣口、小陰唇、大陰唇など)に炎症がおきて、かゆみ、腫れ、痛みなどの症状が現れる病気です。不衛生な状態が続く中でのセックス、マスターベーション、ナプキンやタンポンの換え忘れが引きがねとなります。

[症状]
 性器の周り、肛門の周りのかゆみ、腫れ、痛みが主な症状です。ひどくなると、おりものが増加したり、出血(かきむしってしまうため)をきたす場合もあります。

[原因]
 細菌(大腸菌・ブトウ球菌など)、真菌(カビの仲間)、原虫などが小さな傷やかぶれに感染して起こります。通気性の悪い下着をはき続けたり、不衛生な環境でのセックス、マスターベーションで傷ができると感染しやすくなります。

[治療]
 抗菌クリーム、抗真菌クリーム、かゆみ止めクリームを患部に塗ります。抗生物質を服用する場合もあります。

[受診科]
 産婦人科、皮膚科、性病科

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